行動経済学って面白い!「行動経済学が最強の学問である」を読んで
こんにちは。AIスタートアップでプロダクト開発をやっている者です。
書評というほどでもないですが、読んで面白かった本の感想を残しておこうと思います。
「非合理な人間」を体系的に学べる本
著者は行動経済学コンサルタントの相良奈美香さん。日本人として数少ない行動経済学の博士号を持っている方です。15万部突破のベストセラーでもあります。
内容はシンプルに面白かったです。人間が意思決定するときの「非合理なクセ」を体系的にまとめた本で、認知のクセ・状況・感情の3つの枠組み で整理されているのが読みやすい。
アマゾンの価格表示(アンカリング)とかNetflixの自動再生(デフォルト効果)とか、日常に転がっている事例が豊富で、知識として入ってきやすいんですよね。
自分自身のバイアスを疑う視点
ビジネスでの活用——マーケティングや営業での使い方——はもちろん書かれているんですが、自分自身がどこかのバイアスにひっかかってないか という視点でも読めるのが個人的には刺さりました。
なんとなく「これが正しい」と思っていた判断が、実は状況や感情に引っ張られているだけだったということって結構あるよなと。意思決定の場面で少し立ち止まれるようになりそうで、そういう意味でもよかった。
大学でもっとちゃんと学べばよかった
実は大学が経済学部だったんですが、当時はこういう行動経済学的な話をあまり深く学ばなかったんですよね。従来の経済学って「人間は合理的に動く」という前提で話が進むので、それと対になる行動経済学をセットで学んでいたら面白かっただろうなと、今更ながら後悔しています。笑
プロダクト設計にも直結する話が多いので、PMやプロダクト周りの人にはとくにおすすめです。